食物の雑学 | 今日の雑学

食物の雑学

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トマトには毒がある!?安全を証明するために裁判所で命がけでトマトを食べた男の話

5月に入って一気に気温が上がり、我が家ではエアコンを使い始めました。もう夏の始まりですね。 ところで夏が旬の野菜といえばいろいろとありますが、その代表の一つにトマトがありますね。トマトは美味しくて栄養たっぷり、生で食べても、加熱して食べても美味しいですね。 しかし、今ではみんな当たり前のように食べているトマトも、昔は毒があって食べると死ぬと信じられ、誰も食べなかったんです。今日はそんなトマトの歴史について紹介します。 トマトの原産地は南アメリカ大陸。ペルーのアンデス山脈付近と言...
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新玉ねぎって普通の玉ねぎとなにが違うのか?

春になると新玉ねぎをスライスして作るオニオンスライスが楽しみです。酒のあてにも良いものです。普通の玉ねぎで作っても良いのですが、新玉ねぎのみずみずしくて辛味の少ないオニオンスライスがたまらないんですよね。 ところで、新玉ねぎって普通の玉ねぎとなにが違うのでしょうか? 一般的に玉ねぎは秋に種をまき、5〜6月に収穫したものを、保存性を高めるために1ヶ月ほど乾燥させます。おかげで玉ねぎは適切に保存すれば長期保存ができる便利な野菜です。 新玉ねぎは3〜4月頃に早めに収穫してすぐに出荷さ...
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春キャベツは春に収穫したキャベツのことじゃないんです!そもそも種類が違うんですよ

それぞれの時期に美味しい野菜がありますね。春にはたけのこやふき、菜の花などそれこそ春ならではのものもありますが、年間通してよくキャベツにも春キャベツといった時期ものがありますね。 キャベツと聞いて最初に思い浮かぶのは、葉の間がギュッと詰まって固くて思い冬キャベツだと思います。一般的に夏に種をまき冬に収穫する、冬が旬の野菜です。 それに対して春キャベツは秋に種をまき春に収穫する春が旬の野菜です。葉の巻が緩やかで軽く、冬キャベツに比べると柔らかいのが特徴ですね。 ところで春キャベツ...
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きゅうりの端の切り口をこすり合わせるとアクが抜けるのはなぜか?

きゅうり好きなんですよね。味噌やマヨネーズをつけて酒のつまみにすると最高です。晩酌のときになにもつまみがないときは、きゅうりに塩をつけて丸かじりしながら呑んだりします。 そんなきゅうりですが、昔から疑問がありました。それはきゅうりの端のヘタの部分を切って、切り口をこすり合わせるとアクが抜けるという下処理方法です。端っこをこすっただけで実の中の方までアクが抜けるものなのでしょうか?そもそも本当にアクは抜けているのでしょうか? この疑問の答えが、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研...
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数の子は人工的に切れ目をいれているわけではない

正月のおせち料理に欠かせない数の子。パリパリ、コリコリとした食感でおいしい高級食材ですね。 僕はコリコリ食感が好きで正月以外にも数の子を食べることがあるんですが、質の高い数の子は正月用として出回ることが多く、正月以外に近場のスーパーで売っている数の子はふにゃふにゃ食感の味付け数の子ばかりなのでこの時期に食べる数の子は楽しみなのです。 ところで、数の子って細かくひだが入っていて房のようになっていますよね。上に掲載している画像でも切れ目のようなものが入っているのがわかると思います。 ...
2020.01.03
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赤味噌と白味噌の色の違いはどうして生まれるのか?

味噌は醤油と並んで古くから使われてきた日本を代表する調味料のひとつです。 食品を麹と食塩によって発酵させて製造したペーストまたは液状の調味料を醤(ひしお・ジャン)といいます。醤油は大豆から作る醤ですね。 味噌はもともと未醤(みしょう)と呼ばれており、醤になる前のまだ粒が残った状態の調味料という意味だったと考えられています。 日本の文献に未醤が登場するのは奈良時代までさかのぼることができ、とても歴史があることがわかります。これより昔になるとイマイチはっきりしないようで、中国から伝...
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メロンのつるがるのはなぜ?メロンの食べごろの見分け方とは?

スーパーやデパート、果物屋さんで売っているメロンにはつるがT字型に残してあるイメージがありませんか?上の写真のような感じですね。 同じウリ科でフルーツとして扱われているスイカではこのようにつるを残してあることはありませんが、メロンではなぜつるを残すのでしょうか? ただの飾りと思われる方も多いかもしれません。メロンは高級なフルーツですから、見た目にもこだわったものが多く、実際に見た目を意識してつるを残してあるという意味もないことはないでしょう。しかし、飾りだけでなく、ちゃんと実用的な意...
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甘いチョコレートの発明の裏には甘い恋物語があった!チョコレート誕生物語

チョコレートと人類の歴史は約4,000年にものぼります。チョコレートの原料であるカカオはメソアメリカで紀元前2,000年頃から栽培されていたそうです。 はじめは家畜の餌として利用されていたカカオですが、次第にすりつぶすなどして飲み物として扱われるようになりました。その頃のカカオは大変な貴重品で、王侯の飲み物であったほか、お金の代わりでもあったそうです。 そしてヨーロッパで起きた大航海時代の後に世界中に広まっていきました。 しかし、これほど長いチョコレートの歴史の中で、今のように...
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高級菓子は甘さひかえ目でも砂糖ひかえ目ではない!砂糖は純度が高いほど甘くなくなるのです!

洋菓子にしろ和菓子にしろ、お菓子は高級で美味しいといわれるものほど上品で甘さひかえ目のものが多いですよね。甘さひかえ目なのだから砂糖もひかえ目なんじゃないかと思ってしまいそうですが、これはまったくの誤解です。 甘さの違いは使用する砂糖の種類によるところが大きいのです。それも上品な甘さのものほど純度が高い砂糖を使用しています。 砂糖にもいろいろな種類がありますが、その主成分はショ糖です。ショ糖が砂糖の甘さのもとなんですね。 ではショ糖の純度が高いほど砂糖は甘くなるかというと、そう...
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寿司1貫は1個か2個か?そもそも寿司を数える単位が貫なのはなぜか?

先日インターネット上の某SNSで寿司の話題を見かけたのです。その話題自体は他愛ないものでしたが、そのなかでのやり取りを見ていると、「回転寿司は1皿に2貫乗っている」と言っているのです。寿司1貫を1個だと思って話しているようなのです。 これに僕はびっくりしました。なにせ僕は寿司の1貫とは2個セットのものだと思っていたからです。これまでずっと寿司1貫は2個のことだと信じていました。 ところが、回転寿司チェーン最大手のスシローのサイトで確認すると1貫は握り寿司1個として表記されています。一...
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