お金の雑学 | 今日の雑学

お金の雑学

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プラスチックでできたお札、ポリマー紙幣。実は世界の多くの国で採用されている!

日本には千円札、二千円札、五千円札、一万円札の4種類の紙幣がありますが、いずれも材料は紙です。特に日本の紙幣はみつまたやマニラ麻を使って作られる上質な和紙からできています。 紙幣は世界中の国で発行され使用されていますが、紙幣という名前の通り、その多くは紙でできています。 ところが、世界には紙ではなく合成樹脂(プラスチック)でできたお札があるのです。ポリマー紙幣とかプラスチック紙幣と呼ばれています。 ポリマー紙幣は1988年にオーストラリアではじめて採用されました。その後、オーストラリアの造...
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江戸時代のお金「寛永通宝」は昭和28年まで使えた

明治4年のこと。日本のお金の単位が現在と同じ円に改められました。また、当時は1円の価値が今よりずっと高く、補助単位として、円の1/100の銭と1/1000の厘ができました。 そのため新しいお金が作られたのですが、当時は今ほど短時間に大量に硬貨を作ることはできませんでした。そこで、硬貨が足りなくなることを防ぐため、江戸時代に使われていた「寛永通宝(かんえいつうほう)」を1枚1厘として使えるようにしたのです。 その後、時代とともに寛永通宝が実際のお金として使われることはほとんどなくなりましたが、...
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硬貨での支払いは20枚まで?大量の小銭での支払いは拒否することができる!

日本では一度の支払いで同一額面の硬貨は20枚までしか使えないことになっています。 通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律 第七条  貨幣は、額面価格の二十倍までを限り、法貨として通用する。 政府が発行する硬貨や日本銀行が発行する日本銀行券、いわゆる現金は法律で強制通用力が認められています。強制通用力というのは支払いを受ける側は現金での支払いを拒否することはできないということですね。現金の価値を国が保証する重要な決まりです。 しかし、高額の支払いを大量の小銭で行うと金額の確認に時間がか...
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日本では片面しか印刷していないお札が発行されたことがある

1927年(昭和2年)、片面しか印刷されていない二百円札が発行されました。これは世界でも類を見ないもので、裏白札(うらしろさつ・うらじろさつ)とも呼ばれています。 当時の日本では、第一次世界大戦とその後の関東大震災の影響で多くの金融機関が不良債権を抱え、金融不安が広がっていました。そんな折、時の大蔵大臣・片岡直温が国会で「東京渡辺銀行が破綻した」ことにより取り付け騒ぎがおこりました。このときの片岡蔵首の発言は間違いで、実際には破綻はおきていませんでしたが、この失言により大規模な金融恐慌に発...
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お札には触るだけで額面がわかるマークがある

日本のお札はとても精巧に作られています。よく見てみると様々な偽造防止の仕組みがありおもしろいものです。 その中で見るだけでなく触ってわかる仕掛けがあります。識別マークといわれるもので触るだけでお札の額面がわかるようになっています。これで目が不自由な方でも判別ができるようになっているのですね。 識別マークはそれぞれのお札の表面(人物が描かれている側)の左右の下の角についています。 マークは凹版印刷によりザラザラしており、その形で額面がわかります。識別マークは昔のお札では1箇所でしたが、2...
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一円玉にデザインされた「木」は実在しない植物

日本の硬貨にはそれぞれ植物がデザインされています。デザインされている植物は五円玉が稲穂、十円玉が常盤木(ときわぎ)、五十円玉はキク、百円玉はサクラ、五百円玉は桐・竹・橘です。 それでは一円玉にデザインされた植物はなにかというと「若木」とされていますが、特になにの木なのかは決まっていないのです。ですから実在しない想像上の木と考えるのが自然です。 若木には「特定のモデルがないからこそ却ってどの木にも通じる」「若木には伸びゆく日本が象徴されている」という意味があるそうです。 現在のデ...
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一円玉と一万円札は同じ重さ

一円玉1枚の重さがちょうど1グラムというのは有名ですね。では他の硬化はというと五円玉が3.75グラム、十円玉が4.5グラム、五十円玉が4グラム、百円玉が4.8グラム、五百円が7グラムとされています。 やっぱりぴったり1グラムの一円玉が雑学的には一番おもしろいですね。 それではお札はどうかというと、日本銀行のホームページにはお札は1,000枚でほぼ1キロ、1枚あたり1グラムになると書かれています。 日本の通貨で一番額面の低い一円玉と一番額面の高い一万円札では価値は10,000倍だけど、重さは...
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