2019年6月 | 今日の雑学

2019-06

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日常の雑学

つまようじの頭にある溝を折るとつまようじ置きになるというのはデマ!?柳家金語楼の伝説とは?

つまようじの尖っている方の反対側、ここではつまようじの頭と呼ぶことにしましょう。 つまようじの頭には溝が彫られているのは皆さん見たことがあると思います。この溝はなんのためにあるのでしょうか? 「つまようじの頭の溝を折るって取り外すと、箸置きのようなつまようじ置きになる」という話があります。けっこう有名な話ですが、実際にはあの溝はただの飾りというのが正しいようですね。 つまようじの頭の溝は業界では「こけし」と呼ばれていて、メーカーにより形の違いがあるものの、ほぼすべてのつまようじについている...
科学の雑学

宇宙から帰ってくると舌の重みでうまくしゃべれない!?

宇宙では無重力なので何でもプカプカ浮いてしまうし、体の動かし方もわからなくて苦労する。といったことはなんとなくイメージできますね。 また、無重力の宇宙ステーションに長期滞在した場合などは戻ってきたときに重力にうまく対応できないなんてこともあるそうです。 しかし、地球に戻ってきたときに舌の重さを忘れていてうまくしゃべることができなくなるというと、けっこう意外ではないですか? このうまくしゃべれなくなるエピソードはJAXAの宇宙飛行士・大西卓哉氏が「小学館の図鑑NEO 新番 宇宙」のDVDに収...
食物の雑学

スーパーで売っているそばはそば粉よりも小麦粉の量が多いそばもどき

ツルツルとしたのどごしと歯ごたえ、鼻を抜けるそば粉の香り。日本そばは江戸の粋を受け継ぐ素晴らしい文化ですね。 しかし、現在、スーパーなどで売られるそばのほとんどはそば粉の比率が30%くらいで小麦粉のほうが多いそばもどきなのです。 もともとそばという麺は、植物のそばの実をすりつぶしたそば粉で作るものです。それがいつ頃かそば粉に小麦粉を加えたそばが作られるようになりました。 小麦粉を加えたそばは食感がなめらかでつるっとしたのどごしが楽しめるため、そば粉と小麦粉を2:8の割合で作る二八そばがスタ...
スポーツの雑学

ゴルフボールは表面のくぼみで3倍遠くまで飛ぶようになった

球技のなかで一番ボールを遠くまで飛ばすのは何かといえばゴルフでしょう。先が重くなったクラブで固定したボールを思いっ切り叩いて飛ばす動きは、人力でボールを飛ばすにはとても効率がよい動きです。 ゴルフはボールをなるべく少ない打数でホールに入れる競技です。より遠くまで飛ばせればそれだけ早くホールに近づくことができるので飛距離はとても重要ですね。 そのために選手はトレーニングをしますし、遠くまでボールを飛ばす目的で使われる1番ウッド、いわゆるドライバーは、様々な改良が加えられてきました。 ゴルフボ...
歴史の雑学

本能寺で死んだ織田信長の最後を知る生き残りはアフリカの黒人だった

日本の戦国時代で最も有名な武将といえば織田信長ではないでしょうか。天下統一を目前に死すも、秀吉の天下統一の下地を作ったのは紛れもなく信長でしょう。 その信長が明智光秀に本能寺で討たれる、いわゆる本能寺の変は日本史のなかでもとても有名な事件ですね。 本能寺の変では織田側はほとんど殺されるか自害してしまいました。しかし、わずかに生き残ったものもいたのです。その中に弥助という人がいました。弥助は、織田信長に使えた史上初の黒人武士でした。 本能寺の変で誰が生き残ったのかは資料によって異...
お金の雑学

硬貨での支払いは20枚まで?大量の小銭での支払いは拒否することができる!

日本では一度の支払いで同一額面の硬貨は20枚までしか使えないことになっています。 通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律 第七条  貨幣は、額面価格の二十倍までを限り、法貨として通用する。 政府が発行する硬貨や日本銀行が発行する日本銀行券、いわゆる現金は法律で強制通用力が認められています。強制通用力というのは支払いを受ける側は現金での支払いを拒否することはできないということですね。現金の価値を国が保証する重要な決まりです。 しかし、高額の支払いを大量の小銭で行うと金額の確認に時間がか...
お金の雑学

日本では片面しか印刷していないお札が発行されたことがある

1927年(昭和2年)、片面しか印刷されていない二百円札が発行されました。これは世界でも類を見ないもので、裏白札(うらしろさつ・うらじろさつ)とも呼ばれています。 当時の日本では、第一次世界大戦とその後の関東大震災の影響で多くの金融機関が不良債権を抱え、金融不安が広がっていました。そんな折、時の大蔵大臣・片岡直温が国会で「東京渡辺銀行が破綻した」ことにより取り付け騒ぎがおこりました。このときの片岡蔵首の発言は間違いで、実際には破綻はおきていませんでしたが、この失言により大規模な金融恐慌に発...
生き物の雑学

ネズミはチーズが嫌い!?

昔からネズミはチーズが好きだというイメージがあります。しかし、実際にはネズミはそれほどチーズが好きではないんですね。 ネズミは雑食のため何でも食べますが、糖分が多いものを好み、穀物や種子・野菜などを食べます。 チーズは食べないわけではないのですが、嗅覚が鋭いため発酵食品は好まないという話もあり、ほかに食べ物がある場合はあまり食べないようです。 ではなぜネズミはチーズが好きだというイメージができたのでしょうか? ネズミはチーズが好きだというイメージは数百年前、千年以上前からあるともいわれま...
言葉の雑学

銀ぶらが「銀座でブラジルコーヒーを飲むこと」というのはガセ

銀ぶらという言葉があります。大正時代ころから使われ始めたと考えられ、「銀座をぶらぶらすること」の略です。 ところが一部で「銀ぶらというのは銀座でブラジルコーヒーを飲むことである」という説がまことしやかに語られています。 しかし、この説は複数の研究者によってあやまりと確認されているのです。 それによると、平成になってから銀座にあるブラジルコーヒーのお店「カフェーパウリスタ」の関係者が主張しはじめたものをテレビなどのメディアが紹介し広まったものだそうです。 「三省堂国語辞典」の編集委員・飯野...
お金の雑学

お札には触るだけで額面がわかるマークがある

日本のお札はとても精巧に作られています。よく見てみると様々な偽造防止の仕組みがありおもしろいものです。 その中で見るだけでなく触ってわかる仕掛けがあります。識別マークといわれるもので触るだけでお札の額面がわかるようになっています。これで目が不自由な方でも判別ができるようになっているのですね。 識別マークはそれぞれのお札の表面(人物が描かれている側)の左右の下の角についています。 マークは凹版印刷によりザラザラしており、その形で額面がわかります。識別マークは昔のお札では1箇所でしたが、2...
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