2019年12月 | 今日の雑学

2019-12

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季節の雑学

初詣は鉄道会社の集客戦略からはじまったって知ってる?

一年のはじめに昨年の無事を感謝したり新年のお願いをするために神社や寺に参拝する初詣は、新年を祝う日本の伝統行事のひとつですね。 普段は神仏にお祈りすることがない人もこの日ばかりは神社仏閣を訪れ手を合わせます。有名な神社は参拝の客で長蛇の列になり、出店なども並ぶ一大イベントでもあります。 実はこの初詣って習慣は明治時代以降に広まったもので古くからあるしきたりとは言い難いものなんです。しかも、初詣という行事がはじまったきっかけも明治以降にできた鉄道会社の集客戦略によるものなんですね。 ...
社会の雑学

大晦日の由来とは?一年で最後の晦日が大晦日なのだ!

1年を締めくくる12月31日のことを大晦日といいますね。この大晦日という言葉の意味を知っていますか? そもそも毎月の最終日のことを晦日といいます。読み方は(みそか、つごもり、かいじつ)といくつかありますが、意味は同じです。そして12月31日は一年で最後の晦日なので大晦日というわけです。 日本ではもともと月の動きを元にした太陰暦が使われていました。よく旧暦と呼ばれるものですね。 旧暦では新月を月のはじめとしていました。つまり満月から少しずつ月が欠けていき、月が完全に隠れた日が月の...
歴史の雑学

サンタクロースの服が赤いのはなぜ?クリスマスの雑学

もうすぐクリスマスです。クリスマスといえばイエス・キリストの誕生を祝うキリスト教の記念日ですね。 ちなみにクリスマスはイエス・キリストの降誕祭、誕生を祝う日であっていわゆる誕生日ではありません。イエスの誕生日の正式な記録はないからです。 12月25日に行われるようになったのは、古代ローマの宗教行事で12月25日を太陽が生まれる日とし太陽神を祝う祭りがあり、それが転用されたのではないかと言われています。12月25日はちょうど太陽が見える時間が1年で最も短い冬至のあとであり、そこから不滅...
言葉の雑学

鉄道の不正乗車をキセル乗車というのはなぜか?実は無賃乗車のことではなかったキセルの由来

鉄道の不正乗車のことをキセル乗車なんていいますよね。運賃をごまかしたり、切符を買わずに自動改札を突破したりするセコい犯罪です。 キセルといえばタバコを吸うための喫煙具の一種ですね。今ではほとんど見かけることはありません。少し前は直接ではなくとも時代劇などでよく見ましたが、今は時代劇もテレビでほとんどやらなくなってしまいましたしね。 不正乗車を表すキセル乗車(煙管乗り)という言葉は大正時代にはすでに使用されていた記録があり、明治時代から大正時代にかけて使われ始めたと考えられます。 ...
言葉の雑学

「バイキング」と「ビュッフェ」はどう違う?バイキングは日本生まれの言葉だった!

たくさんの料理が並び、好きなものを好きなだけとって自由に食べる形式の食べ放題のことをなんと呼びますか?僕(30代後半)の子どもの頃はバイキングという言い方が一般的だったように思います。ところが最近はビュッフェと呼ぶことが多いですね。 「バイキング」と「ビュッフェ」はどう違うのでしょうか?それぞれの言葉について見ていきましょう。 そもそもバイキングというのは今から約250年前に西ヨーロッパ沿岸部を侵略した海賊のことです。それがなぜ食べ放題を表す言葉になったのでしょうか? 昭和の中...
社会の雑学

カフェと喫茶店(純喫茶)の違いとは?実はイメージと逆だった?

カフェと喫茶店の違いってなんだかご存知ですか? 「え?カフェって喫茶店を英語にしただけで同じものでしょ?」って思われるかもしれません。たしかに言葉の意味だけで言えばそのとおりなんですが、法律上の区分けの話を考えてみると面白いかもしれません。 日本の法律では飲食を提供するお店を営業するには保健所に届け出て営業許可を得る必要があります。飲食業営業許可と呼ばれるもので、町中の定食屋やファミレスなどはすべてこの許可をとっているはずです。とっていなければモグリですね。 この飲食業営業許可...
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