メロンのつるがるのはなぜ?メロンの食べごろの見分け方とは? | 今日の雑学

メロンのつるがるのはなぜ?メロンの食べごろの見分け方とは?

食物の雑学
この記事は約2分で読めます。

スーパーやデパート、果物屋さんで売っているメロンにはつるがT字型に残してあるイメージがありませんか?上の写真のような感じですね。

同じウリ科でフルーツとして扱われているスイカではこのようにつるを残してあることはありませんが、メロンではなぜつるを残すのでしょうか?

ただの飾りと思われる方も多いかもしれません。メロンは高級なフルーツですから、見た目にもこだわったものが多く、実際に見た目を意識してつるを残してあるという意味もないことはないでしょう。しかし、飾りだけでなく、ちゃんと実用的な意味もあるのです。

メロンは外側から見ても中の状態がわかりにくいですね。つまり、いつが食べごろか判断するのが難しい。そこでつるの状態を見れば食べごろがわかるというわけです。

ちなみに、メロンについているつるが少し乾燥してしなびてきた頃が一番食べごろということです。つるがみずみずしく活き活きと見える頃は中はまだ固く、完全にしなびると食べごろを過ぎてしまいます。

また、T字型に残してあるヘタの太さで美味しいメロンが見分けられるというのもあります。T字型のヘタの左右の太さを比べて、太さが違うものほど甘く美味しいそうです。栄養がつるを通して先の方に送られるときに実に多くの栄養が流れた証ということですね。

そんなわけで、メロンはあのT字型に残されたつるを見ることで美味しいものを見分けて美味しいタイミングで食べられるのです。

タイトルとURLをコピーしました