東京都シンボルマーク(通称イチョウマーク)は銀杏(イチョウ)ではなくアルファベットのTの形! | 今日の雑学

東京都シンボルマーク(通称イチョウマーク)は銀杏(イチョウ)ではなくアルファベットのTの形!

イチョウマーク社会の雑学
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うえの画像は東京都シンボルマークです。平成元年に旧東京市(現在の東京23区)の成立100周年を記念して制定されたものです。東京都を表すマークとしてよく使われているので都民なら見たことがない人はいないでしょう。

この東京都シンボルマークってよくイチョウマークなんて言われていて、銀杏の葉っぱをイメージしたものだと思われていることが多いです。たしかにシンボルマークの形はイチョウの葉に似ているように見えます。というかそっくりですね。

ところが、この東京都シンボルマークはイチョウの葉とは関係なくアルファベットのTの形を元にしているのです。

東京都シンボルマークがアルファベットのTの形であることは東京都のホームページにも紹介されていますし、過去にメディアなどの取材に東京都の広報が「東京都シンボルマークはイチョウの葉の形ではない」と答えたこともあるようです。

しかし、東京都シンボルマークがイチョウの葉という誤解はかなり浸透していて、新聞などの各種メディアや公的機関においても誤った紹介をされている例が多くあるそうです。特にシンボルマーク制定を伝えるニュースの時点からこの誤解があり、イチョウの形のマークが採用されたとの誤解が広まったようです。

この誤解が生まれた理由としては東京都シンボルマークの形がイチョウの葉に似ているだけでなく、イチョウが東京都の木に指定されているという事情もあるのではないでしょうか。実際にシンボルマーク選定の候補にはイチョウの葉をモチーフにしたものが複数あったとのことで、かなり紛らわしい事態になっています。

そんなわけで、都民の8割は誤解していそう(あくまで僕のイメージですが。。。)な東京都シンボルマークの由来ですが、都の公式見解はアルファベットのTということで間違いなさそうです。

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