生き物の雑学 | 今日の雑学 https://kyonozatsugaku.com あなたの毎日に「へぇ」をお届けするブログ Sat, 23 May 2020 01:33:02 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.4.1 https://kyonozatsugaku.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_20190623_222230.jpg 生き物の雑学 | 今日の雑学 https://kyonozatsugaku.com 32 32 左ヒラメに右カレイは現代では通用しない!?ヒラメとカレイの違いとは? https://kyonozatsugaku.com/%e5%b7%a6%e3%83%92%e3%83%a9%e3%83%a1%e3%81%ab%e5%8f%b3%e3%82%ab%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%81%af%e7%8f%be%e4%bb%a3%e3%81%a7%e3%81%af%e9%80%9a%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%84%ef%bc%81%ef%bc%9f%e3%83%92/ https://kyonozatsugaku.com/%e5%b7%a6%e3%83%92%e3%83%a9%e3%83%a1%e3%81%ab%e5%8f%b3%e3%82%ab%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%81%af%e7%8f%be%e4%bb%a3%e3%81%a7%e3%81%af%e9%80%9a%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%84%ef%bc%81%ef%bc%9f%e3%83%92/#respond Sat, 23 May 2020 01:26:06 +0000 https://kyonozatsugaku.com/?p=618 平べったくて目が体の左右片方に寄った特徴的な魚であるヒラメとカレイ。見た目はよく似ていて、初めて見た人なら同じ魚と思ってしまうはずです。

しかし、ヒラメは高級魚で、コリコリした食感の縁側などは寿司ネタとしても好まれ、高い価格でとりひきされますが、カレイは比較的安価な大衆魚です。

今回は見た目はそっくりだけど以外と違う、ヒラメとカレイの違いについて紹介します。

ヒラメとカレイの紹介

ヒラメもカレイもカレイ目の仲間

ヒラメはカレイ目カレイ亜目ヒラメ科、カレイはカレイ目カレイ亜目カレイ科にそれぞれ属するカレイ目の仲間です。同じ種類の魚ではないけど遠い親戚くらいのイメージでしょうか。

カレイ目の魚は左右非対称の体を持つことが特徴です。平たい体をで、左右どちらかに目が偏っていて、目と反対の体側面を海底につけて横倒しになって生活しています。

生まれたばかりの頃は普通の魚のように体の左右に目がついていて体も平たくないのですが、成長するにしたがって目が移動し体も平たく薄くなっていきます。

体が平たくなる変化に合わせて、目がついてる面が褐色から黒色で、反対側は白っぽい色になります。褐色から黒色になる面は色が変化し、海底の色に似た色になって保護色になります。

片方に寄っているのは目だけでなく、内臓など体の中身も片方に寄っていて、左右対称な稚魚から成魚になるまでにビックリするような変身をする魚なんですね。

ヒラメとカレイの違い

ヒラメもカレイも日本人には馴染みの深い魚ですね。食べてみると、どちらも白身魚で淡泊な味わいですが、食感などは大きく違いますよね。

ヒラメとカレイは見た目はよく似ていますが、その生態などは結構違っています。それが味の違いにもなっているのでしょうか。

ヒラメはカレイ目カレイ亜目ヒラメ科に属する魚です。最大で体長1m、体重10kgくらいまで大きくなる、比較的大型の魚です。

薄っぺらい見た目からはイメージできないほど俊敏で、海の底からすばやく飛び上がり、小魚などを食べています。そのため獰猛な性格で、筋肉が発達し、口が大きく、人も噛みつかれることがあるほどです。

カレイは狭義にはカレイ目カレイ亜目カレイ科に属する魚のことです。最大でも体長50cmほどでヒラメの半分くらいの大きさです。

海の底を這うように泳ぎ、海底にいるゴカイなどを餌にしています。カレイと同じように小魚も食べますが、カレイのような俊敏さを見せることはなく、素早い小魚の捕獲はあまり得意ではありません。

ホントはもっと複雑なヒラメとカレイの関係

と、ここまでヒラメとカレイについて書きましたが、ホントはもっと複雑な関係です。というのも、ヒラメとカレイが属するカレイ目には2亜目14科134属678種というとても多い数の平たい魚たち、ヒラメとカレイの仲間がいるからです。

生物学的にはそれぞれ別の種として厳密に分けられますが、ヒラメ科、カレイ科以外の魚も一般的には「○○ヒラメ」とか「○○カレイ」などと名付けられ、それぞれヒラメの仲間、カレイの仲間と考えられることが多いのです。

また、一般的にカレイはヒラメより小さいとされますが、カレイ科の中にも最大で体長3m以上、体重200kgほどにもなり生態もヒラメに似ているオヒョウのような魚もいます。

そんなわけで、ヒラメとカレイもなかなか複雑なのですが、一般的には前に書いたとおりということです。

「左ヒラメに右カレイ」は正しいのか?

昔からある見分け方「左ヒラメに右カレイ」

ヒラメ

カレイ

上の2つの画像、見た目がそっくりで同じ種類の魚のようではありませんか?これを見てどちらがヒラメでどちらがカレイかわかりますか?

正解は上がヒラメで下がカレイです。

さて、答えがわかった人の多くは「左ヒラメに右カレイ」という見分け方で見分けたのではないでしょうか?

「左ヒラメに右カレイ」というのは昔からよく言われるヒラメとカレイの見分け方ですね。目が上になるように置いたときに、左向きになるのがヒラメで、右向きになるのがカレイということですね。

なぜヒラメは左にカレイは右になるのか?

人間の体でもそうですが、脳は左脳と右脳に分かれていて左脳が右半身、右脳が左半身とつながっています。左右の神経が交差しているわけですね。

ヒラメやカレイも同じで左右の目の神経が交差して脳につながっているのですが、ヒラメは右目の神経が上に、カレイは左目の神経が上になっています。学術的にはこの神経の交差の違いでヒラメとカレイを分けているのです。

左右どちらに目が寄るかを決める原因はまだ完全には解明されていないようですが、この神経の交差の違いが影響しているものと考えられています。

「左ヒラメに右カレイ」は正しいのか?

「左ヒラメに右カレイ」は傾向としては正しいといえます。しかし、必ずそうなるというものではありません。ヒラメであっても右になったり、カレイでも左になったりすることがあります。

同じ種類のヒラメ、カレイでも例外的に反対になることもありますが、カレイの仲間でも左になることのほうが多いマコガレイのように、そもそも「左ヒラメに右カレイ」の原則から外れているものもあります。

同じ種類でも地域によって差があることもあって、日本では「左ヒラメに右カレイ」の原則どおりでも海外の別の地域では反対の方が多いといったこともあります。

昔は日本国内で見られる魚は日本近海で採れたものに限られていましたが、近年では海外からの輸入食材も増えていますし、遠洋漁業も盛んですから、世界中の魚が日本に入るようになってきています。

そのため、「左ヒラメに右カレイ」の見分け方が通用しないものも増えているようです。

まとめ

どんな状況でも通用するヒラメとカレイの見分け方はなかなか難しいようです。さらに、最近ではヒラメでもカレイでもないカレイ目の魚が代替魚として流通していたりと、「これがヒラメ」「これがカレイ」となかなか言い切れない事情もあるかもしれません。

一般的にヒラメの方がカレイより高級魚とされることから「高いのがヒラメ、安いのがカレイ」なんてジョークみたいな話もありますが、これにしたってマツカワカレイのようにヒラメより高級なカレイもあったりしますからね。

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鯛(タイ)と名前がつく魚の多くは実は鯛じゃない!なぜ偽物の○○鯛がこんなにいるの? https://kyonozatsugaku.com/%e9%af%9b%ef%bc%88%e3%82%bf%e3%82%a4%ef%bc%89%e3%81%a8%e5%90%8d%e5%89%8d%e3%81%8c%e3%81%a4%e3%81%8f%e9%ad%9a%e3%81%ae%e5%a4%9a%e3%81%8f%e3%81%af%e5%ae%9f%e3%81%af%e9%af%9b%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%aa/ https://kyonozatsugaku.com/%e9%af%9b%ef%bc%88%e3%82%bf%e3%82%a4%ef%bc%89%e3%81%a8%e5%90%8d%e5%89%8d%e3%81%8c%e3%81%a4%e3%81%8f%e9%ad%9a%e3%81%ae%e5%a4%9a%e3%81%8f%e3%81%af%e5%ae%9f%e3%81%af%e9%af%9b%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%aa/#respond Mon, 11 May 2020 09:09:38 +0000 https://kyonozatsugaku.com/?p=609 鯛(タイ)というと、まず思い浮かぶのは真鯛(マダイ)ですよね。日本では古来からお祝いには欠かせない高級魚の代表格です。

もちろん、真鯛だけが鯛ではありません。他にも血鯛(チダイ)や黄鯛(キダイ)、黒色で見た目はあまり鯛らしくない黒鯛(クロダイ)などもいます。

しかし、鯛と名前が付く魚はとにかくて、そのほとんどが本来は鯛とは全く関係ない魚なんです。鯛の仲間でもないのに「〇〇鯛」というふうに、さも鯛の仲間のような名前が付けられているんですね。

この記事ではなぜ鯛の仲間でもないのに鯛と名付けられた魚がたくさんいるのか?ということについて解説します。

そもそも鯛(タイ)って?

鯛はスズキ目タイ科の魚の総称であり、全世界の熱帯から温帯に広く生息していている主に肉食性の魚です。世界中におよそ125種もの仲間がいるそうです。

日本でもメジャーなものだけでも真鯛(マダイ)、血鯛(チダイ)、黄鯛(キダイ)、黒鯛(クロダイ)、黄茅渟(キチヌ)、平鯛(ヘダイ)などがいます。

日本で「鯛」とだけ言った場合には狭義には真鯛のことを指します。

真鯛は食用として流通しているのは30~50cm、大きなもので70cm程度が多いのですが、実際には大きなものでは120cmくらいまで大きくなる比較的大型の魚です。

日本近海から中国沿岸や東南アジアの一部まで広く生息しており、日本では北海道、沖縄の一部を除く全域でとることができます。そのため広い海で周く(あまねく)みられることから、「魚+周」で鯛という漢字になったという説もあります。

なぜ偽物の鯛がこんなに多いのか?

〇〇鯛って名前だけど鯛じゃない魚

日本には「〇〇鯛」という名前がついているけど、生物学的には鯛の仲間(スズキ目タイ科)ではない魚がたくさんいます。

アマダイ

甘鯛(アマダイ)

例えば、甘鯛(アマダイ)はスズキ目キツネアマダイ科。

イシダイ

石鯛(イシダイ)

石鯛(イシダイ)はスズキ目イシダイ科。

キンメダイ

金目鯛(キンメダイ)

さらに金目鯛(キンメダイ)はキンメダイ目キンメダイ科と、スズキ目ですらない〇〇鯛もいます。

そもそも真鯛が鯛の基本とすると全く見た目が似ていない〇〇鯛も多いですよね。

日本には約350もの「〇〇鯛」という名前の魚がいるそうですが、そのうちスズキ目タイ科の魚は10%以下だそうです。

なぜ偽物の〇〇鯛がこんなにいるの?

真鯛は日本中どこでもとれることからどこの地方でも知名度も高く、味が良いこともあり、食用の魚の代名詞であったようです。

また、昔から真鯛は高級魚としてブランド力があったので、その鯛にあやかるために名前を似せたとも言われています。

とりあえず赤くて白身の魚は〇〇鯛、そうじゃなくても白身の魚なら〇〇鯛というふうに、様々な〇〇鯛という名前がつけられた結果、〇〇鯛という名前の魚がたくさんできたんですね。

まとめ

鯛以外にも美味しい魚はたくさんありますが、それでも日本では昔から鯛が最高の魚とされてきました。そうした影響で鯛の仲間でなくても〇〇鯛という名前の魚がたくさんいるんですね。

ちなみに、鯛という名前の由来はその形が平たいことからつけられたとも言われます。実際に平安時代の文献には鯛のことを平魚と書いたものも残されているそうです。もし、平魚という名前だったら〇〇平魚という魚が日本中にたくさんいたのかもしれませんね。

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「タツノオトシゴ」だけじゃなくて「タツノイトコ」や「タツノハトコ」もいる https://kyonozatsugaku.com/%e3%80%8c%e3%82%bf%e3%83%84%e3%83%8e%e3%82%aa%e3%83%88%e3%82%b7%e3%82%b4%e3%80%8d%e3%81%a0%e3%81%91%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%aa%e3%81%8f%e3%81%a6%e3%80%8c%e3%82%bf%e3%83%84%e3%83%8e%e3%82%a4%e3%83%88/ https://kyonozatsugaku.com/%e3%80%8c%e3%82%bf%e3%83%84%e3%83%8e%e3%82%aa%e3%83%88%e3%82%b7%e3%82%b4%e3%80%8d%e3%81%a0%e3%81%91%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%aa%e3%81%8f%e3%81%a6%e3%80%8c%e3%82%bf%e3%83%84%e3%83%8e%e3%82%a4%e3%83%88/#respond Wed, 22 Apr 2020 14:04:07 +0000 https://kyonozatsugaku.com/?p=590 タツノオトシゴというと、魚類なのに魚の仲間とは思えない愛らしい見た目が特徴的で、水族館などでもよく見られる魚ですね。想像上の生物である竜(タツ)に姿が似ていることからその名前がついたと言われます。

50種類ほどの種類がいて、小さなものは1.4cm程度から大きなものは35cmと意外なほど幅があります。見た目も色や背中の突起など様々です。

タツノオトシゴはオスのお腹に育児嚢(いくじのう)という袋があって、ここで卵が稚魚になるまで育てます。卵を産むのはあくまでメスですが、その後はオスのお腹の袋で孵化するまで育てることから「オスが妊娠する」などと言われることもあるそうです。

そんなタツノオトシゴの仲間には「タツノイトコ」や「タツノハトコ」といった面白い名前の仲間もいます。

タツノイトコは体長10cm程度で、房総半島より南の水深20㎝ぐらいの所に生息しています。また、タツノハトコは体長6cm程度とイトコより小ぶりで、沖縄近海に生息しています。

ちなみに、タツノオトシゴを食べるというイメージはあまりありませんが、食用にされることもあり、漢方薬としても珍重されています。

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タコの足は8本!だけど例外もあるのだ https://kyonozatsugaku.com/%e3%82%bf%e3%82%b3%e3%81%ae%e8%b6%b3%e3%81%af8%e6%9c%ac%ef%bc%81%e3%81%a0%e3%81%91%e3%81%a9%e4%be%8b%e5%a4%96%e3%82%82%e3%81%82%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%a0/ https://kyonozatsugaku.com/%e3%82%bf%e3%82%b3%e3%81%ae%e8%b6%b3%e3%81%af8%e6%9c%ac%ef%bc%81%e3%81%a0%e3%81%91%e3%81%a9%e4%be%8b%e5%a4%96%e3%82%82%e3%81%82%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%a0/#respond Tue, 21 Apr 2020 12:50:30 +0000 https://kyonozatsugaku.com/?p=586 以前、イカの足についての記事を書きました。その時ついでにタコの足についても取り上げました。

タコの足は8本、ではイカの足は?やっぱり8本!

今回はタコの足についてもう少し詳しく記事にしてみようと思います。

タコの足、一般的には足と言われますが、ものを掴む機能なども持ち合わせていて学術書などでは「腕」と表現されることも多くあります。とはいえ、動物学的には足と考えるのが正解のようです。

外的に襲われたときはトカゲのしっぽのように足を切り離しすことができ、捉えられた足を切り離して逃げます。切り離した足は再生し、基本的には元通りになるのですが、まれに2本以上に分岐して再生することもあります。そのため8本より多くの足を持つタコも存在します。

タコは足にはたくさんの吸盤が並んでおり、ほとんどのものに吸着することができます。吸着力は協力で体から切り離されても1時間程度は吸着力が持続するそうです。また、吸盤は古くなると剥がれて新しいものに生まれ変わります。

タコの吸盤はオスとメスで形が違い、メスでは比較的吸盤の大きさが揃っていてきれいに並んでいるのに比べ、オスは吸盤の大きさにばらつきがあります。

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3時間で餓死してしまう?世界一小さな哺乳類「トガリネズミ」は世界一の大食いだった! https://kyonozatsugaku.com/3%e6%99%82%e9%96%93%e3%81%a7%e9%a4%93%e6%ad%bb%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%86%ef%bc%9f%e4%b8%96%e7%95%8c%e4%b8%80%e5%b0%8f%e3%81%95%e3%81%aa%e5%93%ba%e4%b9%b3%e9%a1%9e%e3%80%8c%e3%83%88/ https://kyonozatsugaku.com/3%e6%99%82%e9%96%93%e3%81%a7%e9%a4%93%e6%ad%bb%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%86%ef%bc%9f%e4%b8%96%e7%95%8c%e4%b8%80%e5%b0%8f%e3%81%95%e3%81%aa%e5%93%ba%e4%b9%b3%e9%a1%9e%e3%80%8c%e3%83%88/#respond Sun, 01 Sep 2019 14:00:00 +0000 https://kyonozatsugaku.com/?p=423 トガリネズミという名前の生き物がいます。名前はネズミとつきますが、ネズミよりもモグラなどに近い種類の哺乳類です。

トガリネズミは170ほどの種類が確認されていますが、日本でも生息しているトウキョウトガリネズミなどは哺乳類のなかでも最も小さい哺乳類のひとつとされています。しっぽの長さを抜くとせいぜい2センチ程度、体重は2グラム以下といいますから1円玉2枚分より軽いんですね。

こんなに小さいトガリネズミの最大の特徴はとにかくたくさん食べることです。短時間に寝て食べてを繰り返し、とにかく常にエサを探して食べ続けます。トウキョウトガリネズミの場合は30分くらいのサイクルで寝て食べてを繰り返しているそうです。

エサは主に昆虫やミミズなどを食べます。体は小さいものの常に食べ続けて、1日に自分の体重の3〜4倍も食べるということですから、体格の割に相当な大食いですね。

トガリネズミが食べ続ける理由は体の大きさにあります。

トガリネズミは恒温動物です。つまり人間と同じで、体の中で熱を作り出し体温を一定に保っているんですね。この体温を一定に保つ働きは体が小さいほどエネルギー効率が悪くなるんです。

体長が1/2になった場合で考えてみましょう。体重(体積)は長さの3乗に比例します。なので体重は1/8になります。それに対して体の表面積は長さの2乗に比例します。なので表面積は1/4になります。

ここから考えると、体長が1/2になると、エサを食べて熱を生み出す力は1/8になるのに、体から逃げる熱の量は1/4にしかならないということです。つまり体長が半分になると2倍頑張って熱を生み出さないといけないわけです。

もちろんこれは机上の計算であって、実際にはここまで効率は落ちませんが、いずれにしても常に熱を生み出さないと体温を保てないわけです。そのために常に食べ続ける必要があるんですね。中にはエサを食べないと3時間くらいで餓死してしまうなんて話もあるようです。

ちなみにこの記事で紹介したトウキョウトガリネズミですが、トウキョウと名前がつくものの実際には日本では北海道にしかいません。トウキョウという名前は、明治時代に発見した研究者が、「Yezo(蝦夷:現在の北海道)」と書くところを「Yedo(江戸)」と間違えたことに由来するそうです。

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実在した平面ガエル、コモリガエルの驚きの生態 https://kyonozatsugaku.com/%e5%ae%9f%e5%9c%a8%e3%81%97%e3%81%9f%e5%b9%b3%e9%9d%a2%e3%82%ac%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%80%81%e3%82%b3%e3%83%a2%e3%83%aa%e3%82%ac%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%81%ae%e9%a9%9a%e3%81%8d%e3%81%ae%e7%94%9f%e6%85%8b/ https://kyonozatsugaku.com/%e5%ae%9f%e5%9c%a8%e3%81%97%e3%81%9f%e5%b9%b3%e9%9d%a2%e3%82%ac%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%80%81%e3%82%b3%e3%83%a2%e3%83%aa%e3%82%ac%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%81%ae%e9%a9%9a%e3%81%8d%e3%81%ae%e7%94%9f%e6%85%8b/#respond Wed, 28 Aug 2019 23:55:17 +0000 https://kyonozatsugaku.com/?p=406 平面ガエルって知ってますか?漫画「ど根性ガエル」にでてくるTシャツに貼りついてるカエルのピョン吉です。

カエルのピョン吉が公園(東京都練馬区の石神井公園がモデル[3][4])にほど近い原っぱにいたところに、地元の中学生・ひろしが小石につまずき倒れ込んで来て潰されてしまうが、なぜかピョン吉はひろしのシャツに張り付き、「平面ガエル」として生きていくことになる。

出典:Wikipediaの記事

漫画自体は40年以上前の作品ですが、その後アニメ化され、2015年には関連ドラマの作成もされてますし、テレビCMなどでも見ることがあるので、知っているかたは多いと思います。

このピョン吉のようにぺちゃんこのカエルがいるんです。

その名も「コモリガエル」。別名をピパピパといいます。

コモリガエルは体長15〜20センチにもなる大型のカエルです。南米北部で川の中に住んでいます。

コモリガエルがぺちゃんこなのは上の画像をみてみてください。写真でも薄いのがわかりますよね。

コモリガエルは体がぺちゃんこというだけでなく、子どもの育て方でも驚きの生態を見せてくれます。名前も「子守り(こもり)」の様子からコモリガエルなんですね。

コモリガエルの交尾はとてもアクロバティックです。オスがメスに抱きついたまま、水面と川底の間をクルクルと回りながら行います。そして、その回転を利用してメスがオスのお腹に卵を産み、受精後にメスの背中に貼り付けます。

この産んでは背中に貼り付けるという行為を何度も繰り返して、メスの背中には100個ほどの卵が貼り付けられます。

ここからがコモリガエルの驚くところで、メスの背中に貼り付いた卵はメスの背中に沈み込んでいき、背中にめり込んで一体化してしまいます。コモリガエルのメスは、この状態で卵がかえるまで育てるのです。

カエルの子どもといえばオタマジャクシを想像しますが、コモリガエルの子どもは卵の中でオタマジャクシからカエルの姿になって産まれてきます。そのため、卵がかえると、メスの背中から2センチくらいの小さなコモリガエルがピョンピョンと飛び出してくるわけです。

コモリガエルのこうした様子は、インターネット上でも写真や動画でみることができますし、水族館などで実物が見られるところもあります。

卵を乗せたコモリガエルの姿はグロいと感じるかたも多いようなので、この記事ではあえて載せません。興味のあるかたは検索してみてください。

※記事上の写真はWikipediaのページからの引用です。Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unportedでライセンスされています。

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タコの足は8本、ではイカの足は?やっぱり8本! https://kyonozatsugaku.com/%e3%82%bf%e3%82%b3%e3%81%ae%e8%b6%b3%e3%81%af8%e6%9c%ac%e3%80%81%e3%81%a7%e3%81%af%e3%82%a4%e3%82%ab%e3%81%ae%e8%b6%b3%e3%81%af%ef%bc%9f%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%b1%e3%82%8a8%e6%9c%ac%ef%bc%81/ https://kyonozatsugaku.com/%e3%82%bf%e3%82%b3%e3%81%ae%e8%b6%b3%e3%81%af8%e6%9c%ac%e3%80%81%e3%81%a7%e3%81%af%e3%82%a4%e3%82%ab%e3%81%ae%e8%b6%b3%e3%81%af%ef%bc%9f%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%b1%e3%82%8a8%e6%9c%ac%ef%bc%81/#respond Fri, 23 Aug 2019 04:28:40 +0000 https://kyonozatsugaku.com/?p=386 足がたくさんあるタコやイカ。一般的にタコの足は8本、イカの足は10本なんて言われますが、実はイカの足も8本なんですよ。生物学的には。

イカには胴の下に10本の足のようなものが生えていますが、そのうち本当の足は8本です。

イカをよく見ると10本の足のうち2本は他よりも長く、先端が丸くなっていますよね。この2本は触腕といって、足というより手なんですね。

イカの足には胴体から先まで吸盤が並んでいます。触腕は吸盤が先端に集まっています。触腕は伸縮させることができ、獲物をとるときには長く伸ばして、獲物を捕まえます。

そんなわけで10本あるイカの足のうち、2本は実は足ではなくて手だということなんですね。ただ、味などはほとんど違いがないので調理するときには区別することはありません。

ちなみに、タコとイカといえば足の本数が多い海の生き物として似たイメージを持たれることが多いのではないでしょうか?

実はタコとイカは足の本数だけでなくて心臓の数も多いんですよ。どちらも心臓が、3つあります。人間をはじめ、多くの動物は心臓が1つですから3つあるというとビックリですね。

といっても、タコやイカにある3つの心臓のうち2つは補助的なもの。エラ心臓といって、エラにしっかりと酸素を供給するためについています。

なので、3つあるといっても、それで1つ心臓がダメになっても平気なんてことはありません。

ところで、タコの足なんですが。。。こちらは一般的にいわれるとおり、8本ですが、実はなかにはたくさん足のあるタコも見つかっています。
三重県の鳥羽水族館には足が85本あるタコの標本が展示されています。また、同じ三重県の志摩マリンランドには足が96本あるタコの標本があって、これが世界一足の多いタコの標本ということです。

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鉄の貝殻と鱗で身を守る貝「ウロコフネタマガイ」がスゴい https://kyonozatsugaku.com/%e9%89%84%e3%81%ae%e8%b2%9d%e6%ae%bb%e3%81%a8%e9%b1%97%e3%81%a7%e8%ba%ab%e3%82%92%e5%ae%88%e3%82%8b%e8%b2%9d%e3%80%8c%e3%82%a6%e3%83%ad%e3%82%b3%e3%83%95%e3%83%8d%e3%82%bf%e3%83%9e%e3%82%ac%e3%82%a4/ https://kyonozatsugaku.com/%e9%89%84%e3%81%ae%e8%b2%9d%e6%ae%bb%e3%81%a8%e9%b1%97%e3%81%a7%e8%ba%ab%e3%82%92%e5%ae%88%e3%82%8b%e8%b2%9d%e3%80%8c%e3%82%a6%e3%83%ad%e3%82%b3%e3%83%95%e3%83%8d%e3%82%bf%e3%83%9e%e3%82%ac%e3%82%a4/#respond Fri, 23 Aug 2019 02:47:17 +0000 https://kyonozatsugaku.com/?p=382 2001年、中央インド洋海嶺の「かいれいフィールド」と呼ばれるエリアで、鉄の貝殻を持ち、貝殻の口からのぞく足はこれまた鉄の鱗で被われているという、スゴい貝が発見されました。

その貝の名前は「ウロコフネタマガイ」。深度2000メートル以上の深海に住む貝で、サザエなどと同じ巻き貝です。大きさは大きいもので4〜5センチメートルくらいなのでそれほど大きな貝ではないですね。

ウロコフネタマガイの殻は、タンパク質やカルシウムといった一般的な貝殻と同じ材質でできた層の上を、硫化鉄の層が被っています。また、貝殻の口からは柔らかい足が出ていますが、その足の周りは、これまた、硫化鉄でできた鱗で覆われていています。

ウロコフネタマガイを覆っている硫化鉄は強度的にも優れたもので、この殻と鱗で外敵から身を守っているんですね。

ウロコフネタマガイは深海では黒に近い色をしているそうですが、採取されて空気に触れると錆びて少しずつ褐色に近くなっていきます。また、磁石を近づけるとくっつくということで、鉄でできているのがよくわかります。

自然の生き物の中に鉄の鎧を持つ生き物がいるというのはビックリですね。

※記事上の写真はWikipediaのページからの引用です。Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unportedでライセンスされています。

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鳩が首を振りながら歩くのはなるべく視界を動かさないため https://kyonozatsugaku.com/%e9%b3%a9%e3%81%8c%e9%a6%96%e3%82%92%e6%8c%af%e3%82%8a%e3%81%aa%e3%81%8c%e3%82%89%e6%ad%a9%e3%81%8f%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%b9%e3%81%8f%e8%a6%96%e7%95%8c%e3%82%92%e5%8b%95%e3%81%8b/ https://kyonozatsugaku.com/%e9%b3%a9%e3%81%8c%e9%a6%96%e3%82%92%e6%8c%af%e3%82%8a%e3%81%aa%e3%81%8c%e3%82%89%e6%ad%a9%e3%81%8f%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%b9%e3%81%8f%e8%a6%96%e7%95%8c%e3%82%92%e5%8b%95%e3%81%8b/#respond Mon, 19 Aug 2019 10:34:51 +0000 https://kyonozatsugaku.com/?p=368 警戒心の強い鳩は人が近づくとサッと逃げてしまいますね。前からだけでなく後ろからこっそり近づいてもすぐに気がついて逃げてしまいます。

後ろから近づいてもすぐに逃げることができるのは、鳩の視界がとても広く後方まで見えるからです。人の視界がせいぜい200度くらいなのに比べて、鳩は300度を超える視界を持っています。

そんなに広い範囲を見ることができるのは鳩の目が顔の前でなく横についているためです。

ところで、鳩といえば歩くときに首を振る仕草が印象的ですね。あの首を振りながら歩く動きもこの目の構造と関係しています。

人のように目が前についていれば、歩いているときも、目の前の映像が近づいてくるだけです。しかし、鳩のように目が横についていると、歩くと映像がどんどん流れ出いきます。そのためとても見にくいのです。

鳩は歩くペースに合わせて首を振ることで、短時間ですが視点を固定して周りを見ているのです。

このことを証明した実験があります。

1975年、イギリスで鳩をウォーキングマシンのような装置の上で歩かせるという実験が行われました。

ウォーキングマシンの上であれば歩いても体の位置は変わらず、視界も動きません。そうすると鳩は首を振らずに歩いたそうです。

鳩は首を振りながら歩くというのは常識ですが、実は首を降っていたのではなくて、なるべく動かないように固定していたというほうが正しいようです。

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長崎県の男女群島でだけオスとメスがそろう虫がいる https://kyonozatsugaku.com/%e9%95%b7%e5%b4%8e%e7%9c%8c%e3%81%ae%e7%94%b7%e5%a5%b3%e7%be%a4%e5%b3%b6%e3%81%a7%e3%81%a0%e3%81%91%e3%82%aa%e3%82%b9%e3%81%a8%e3%83%a1%e3%82%b9%e3%81%8c%e3%81%9d%e3%82%8d%e3%81%86%e8%99%ab%e3%81%8c/ https://kyonozatsugaku.com/%e9%95%b7%e5%b4%8e%e7%9c%8c%e3%81%ae%e7%94%b7%e5%a5%b3%e7%be%a4%e5%b3%b6%e3%81%a7%e3%81%a0%e3%81%91%e3%82%aa%e3%82%b9%e3%81%a8%e3%83%a1%e3%82%b9%e3%81%8c%e3%81%9d%e3%82%8d%e3%81%86%e8%99%ab%e3%81%8c/#respond Thu, 15 Aug 2019 09:41:39 +0000 https://kyonozatsugaku.com/?p=355 スグリゾウムシという虫がいます。体長5〜6mmの植物の葉っぱを食べるちいさな虫です。

日本では九州〜北海道まで広く生息しています。

スグリゾウムシはメスだけで単為生殖ができるため、オスはほとんど出現しません。

ところが、日本では長崎県の男女群島でのみ、オスとメスがそろい、両性生殖で繁殖しているそうです。

男女群島という名前の場所でだけオスとメスがそろう虫というと、ちょっとおもしろいと思いませんか?

ちなみに、これはあくまでも日本国内だけの話です。スグリゾウムシは中国大陸にも生息していて、そちらでもオスとメスがそろう地域がみられます。

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