山の日はなぜ8月11日になったのか? | 今日の雑学

山の日はなぜ8月11日になったのか?

季節の雑学
この記事は約1分で読めます。

毎年8月11日は山の日です。2016年から新設された新しい祝日ですね。

山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日とされていますが、8月11日という日付は、なにか山にちなむ特別な出来事などがあるわけではありません。

ではなぜ8月11日になったのでしょうか?

もともとはお盆の時期(8月13日〜15日)につながり、連休になりやすいという理由で8月12日が有力な候補でした。しかし、この8月12日がふさわしくないということになり、前日の8月11日が山の日になったのです。

8月12日は1985年にJAL123便が墜落し520名の死者をだすという事故が起きた日です。この事故は単独機の墜落事故としては世界でも最悪の事故であり、現場となった高天原山のには慰霊碑が建てられています。

このような事故が山で起きた日を山の日とするのはふさわしくないというのが8月12日が避けられた理由です。

なお、東京オリンピックが開かれる2020年だけは、特例で閉会式の翌日にあたる8月10日が山の日に変更される予定になっています。

タイトルとURLをコピーしました