この記事を書いているのは2019年10月27日、10月の最後の日曜日です。それで、今日は実は「義母の日」なんですけど知ってましたか?
日本では「母の日」は広く知られていて、毎年カーネーションやプレゼントを贈る方も多いと思います。
母の日は世界中のいろいろな国にあって、由来も様々だそうですが、日本の母の日はアメリカに由来しています。
アメリカで南北戦争中に、敵味方を問わず負傷した兵士を看護する活動をしていたアン・ジャービスという人がいました。アンの死後、娘のアンナ・ジャービスが母のために協会で記念会を開き、白いカーネーションを贈りました。これがアメリカの母の日の由来です。
この記念会が行われた日から毎年、この地域で母の日が祝われることとなり、次第に広まっていったというわけです。母の日にはカーネーションを贈る理由もここにあります。
日本では、1913年にアンナ・ジャービスのメッセージを受け取った青山学院大学の宣教師たちが働きかけ初めての母の日の集いが行われ、1937年には森永製菓がスポンサーとなり「森永母の日大会」が開催されて、全国的に知られるようになっていきました。
そんなわけで、日本の母の日はアメリカに由来するわけですが、そのアメリカには義母の日というものがあるのです。
1934年、ジーン・ハウという地方新聞の記者が母の日をモデルに義母の日を提唱したそうです。その頃は日付も曖昧でしたが、1970年代には10月の最終日曜日が義母の日ということで定着していったようですね。
アメリカの母の日が日本の母の日の由来であるのなら、義母の日も日本に入ってきて良さそうなものですが、そうならないのは日本では義母でも母の日にお祝いするからなんでしょうね。