フリーマーケットの「フリー」は「自由」ではなく「みすぼらしい」という意味 | 今日の雑学

フリーマーケットの「フリー」は「自由」ではなく「みすぼらしい」という意味

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家庭で不要になったものなどを持ち寄って開かれるフリーマーケット。不用品を捨てずに再利用できてエコですし、買う側も思わぬ掘り出し物が見つかったりして楽しいですね。

ところで、フリーマーケットのフリーってどういう意味か知っていますか?個人が自由に参加できるなど、「自由」という意味だと思っている方も多いのではないでしょうか?

実はフリーマーケットのフリーは蚤(のみ)という意味なんです。日本語でも「蚤の市」なんて言ったりますね。

フリーマーケットを英語で書くと「flea market」。fleaは日本語で虫の蚤です。語源は蚤のわいたような古着が売られていたからなんて説もあるくらいで、汚らしいとか、みすぼらしいという意味でとらえれているようです。

日本語ではガラクタ市などと表現されることもありますが、もともとの意味を考えるとちょうどよい意訳かもしれませんね。

ちなみに、日本フリーマーケット協会では蚤の市のイメージがよくないからということで、あえて「free market」という表記を使用しているそうです。ただ、「free market」というと経済学の自由市場のことでまったく意味が変わってしまうのですけどね。

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