個人的には塩っ気の強いお菓子が好きで、ポテトチップスはうすしお派です。せんべいなどではサラダ味も好きですね。
ところで、なんど食べてもサラダの味とは思えないサラダ味。どうしても塩味としか思えません。
サラダ足とは一体なんなのでしょうか?
実はサラダ味のサラダは、野菜サラダではなく、サラダ油からきています。サラダ油と塩で味をつけたものがサラダ味なのです。
ですから、サラダ味を塩味と思うのはごく自然なことなんですね。
サラダ味のネーミングをはじめて使用したのは亀田製菓のサラダホープ。今でも一部地域では販売されているそうです。
「サラダ油」がまだ高価だった1960年代、サラダ油をからめて塩をまぶしたせんべいが作られました。その頃の時代の背景として、純日本風の「塩味」とするよりは洋風の「サラダ味」とした方がおしゃれではないかということで名付けられました。
出典:亀田製菓ホームページ
亀田製菓のホームページにはサラダ味と名づけた理由が説明されています。
それでは、サラダ油ってなぜサラダとつくのかは知っていますか?
実はサラダ油は日本独自のモノ。日清オイリオが開発・販売したのがはじめです。
サラダ油は低温でも固まりづらいように精製された油です。低温でも固まらないためドレッシングの材料に適しているので、サラダと相性のいい油としてサラダ油と命名されたというわけです。