キリバス人がいないとカツオやマグロは食べられない!日本の漁業を支えるキリバス人 | 今日の雑学

キリバス人がいないとカツオやマグロは食べられない!日本の漁業を支えるキリバス人

食物の雑学
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日本の食卓になくてはならない存在のカツオやマグロ。そのカツオやマグロを採る漁師の多くがいまやキリバス人移住者になっているのを知っていますか?

キリバス共和国はオーストラリアの東に浮かぶ小さな島国です。33の環礁からなる国土はすべて合わせても811k㎡しかありません。さらに無人島を除くと730k㎡となり、対馬とほぼ同じ面積です。この小さな島国に約11.6万人の国民が住んでいます。

キリバスは海抜の低い国で、地球温暖化の影響で海面が上昇すると国土の多くが水没すると予想されています。そのためこのまま国民の多くが住み続けることはできず、国をあげて海外への移住を進めているのです。

移住先の国で生活していくためには、そこで働くための技術が必要です。

キリバスは経済力のない後発発展途上国であるとともに、気候変動の影響により国に住むことができなくなる難民の国でもあります。そのため先進他国から支援を受けて、移住のための様々な職業訓練施設が作られています。

そのなかに日本の支援で作られた漁船員の養成所があります。日本の漁師は若いキリバス人男性に人気があり、定員45名の養成所に1000人を超える希望が集まるそうです。キリバスは島国ですし、漁業は馴染みが深いのでしょうか。

そこで選ばれると、日本語や日本の漁業の知識を学んで、日本で漁師として働くのです。

また、それ以前から日本の遠洋漁業ではキリバス人が多く出稼ぎに来ていていました。

こうして増えたキリバス人の漁師はかなりの人数になっていて、一方で日本人の漁師へのなり手は減っています。今やキリバス人がいないとカツオ漁やマグロ漁は成り立たないほどになっているといいます。

キリバス人がいないとカツオやマグロは食べられないというのもあながち大げさというわけでもなさそうです。

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