お札には触るだけで額面がわかるマークがある | 今日の雑学

お札には触るだけで額面がわかるマークがある

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日本のお札はとても精巧に作られています。よく見てみると様々な偽造防止の仕組みがありおもしろいものです。

その中で見るだけでなく触ってわかる仕掛けがあります。識別マークといわれるもので触るだけでお札の額面がわかるようになっています。これで目が不自由な方でも判別ができるようになっているのですね。

識別マークはそれぞれのお札の表面(人物が描かれている側)の左右の下の角についています。

お札の識別マーク

マークは凹版印刷によりザラザラしており、その形で額面がわかります。識別マークは昔のお札では1箇所でしたが、2004年から発行されているお札には左右2箇所に変更されています。

また、高額紙幣(五千円札・一万円札)の表面についているキラキラしたホログラム部分もツルツルした感触と形の違いでお札の識別に役立つそうです。以前のお札では五千円札と一万円札でホログラムの形が同じだったため紛らわしかったものが、こちらも2004年より形状に差をつけ判別がしやすくなっているます。

とはいえ、視覚障害者の方が紙幣の額面を判別するのは硬貨よりも難しく、まだまだ不便であることには変わりないようです。

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